Simple (Mr.children)

Mr.childrenの隠れた名曲に「Simple」という曲がある。

今までは、この曲は、未来を誓い合う2人の歌だと思っていた。
でも、よく聞いてみると、この曲って、別れを迎えてしまった二人の
歌なんだなということが分かった。

この歌の意味するところは、
「別れてみてはじめて分かった彼女の大切さ」
というのを詠っている。
そういう立場で聞いてみると、全ての歌詞がすんなりうなずける。

冒頭の部分。

>マイナス思考で悩みまくった結果
>この命さえも無意味だと思う日があるけど
>「考え過ぎね」って君が笑うと
>もう10代の様な無邪気さがふっと戻んだ

は、幸せだったあの日の事を思い出している部分。

そして、サビ

>10年先も20年先も君と生きれたらいいな
>悲しみを連れ遠回りもしたんだけど
>探してたものはこんなシンプルなものだったんだ

これは、大切な人を失ってみて初めて気付いた感情を表現。

そして、「別れてしまった」というのを感じた部分。

>互いに背負った傷をいつしか
>ちょっとはにかんで交換し合えたならいいな

これって、現在にはないから言える言葉なんだよなと思う。
いつしか、そんな日がくればいいなという思いがこめられている感じがした。

さらに、決定的なのは下記の部分。

>失ったものをさりげなく憂いながら
>微かな戸惑いをそっと吐き出しながら

失ったものとは当然彼女のこと。
そして、かすかな戸惑いって言うのは、ふられて空いてしまった
心の穴。

そして、最後に、これからの意気込みという部分に繋がる。

>ざあざあ降りの雨を全身で受けながら
>凛々と茂るあの草木の様に
>強く強く

今ある状況に、めげてないで、あの雑草のように強く生きるんだ
という意気込み。

最後に、未練からももう一度彼女への思いがこみ上げてくる。

>10年先も20年先もずっと傍に居て欲しいんだ
>悲しみを連れ遠回りもしたんだけど
>探してたものはこんなにシンプルなものだったんだ
>君となら何だって信じれる様な気がしてんだ
>探してたものはこんなシンプルなものだったんだ

というようなストーリーなんだろうと思った。

この曲は、
『あの人という存在がいなくなって、あの人と一緒にいたい。』
そう思った人の物語なんだなとはじめて気付いた。

そういう観点で聞いても名曲だなぁって思う。
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by takes90 | 2004-10-30 14:41 | 戯言